いちごの乾燥対策(通路のマルチ)
みなさまこんにちは
先週末は埼玉は久しぶりの雨でした。
雪予報が出ていたので心配していましたが、雨だけですみましたね。よかった!
こんな日は湿度がとても高いです。
最近乾燥していたので、久しぶりに湿度が高くてなってなんだか体がほっとしました。
皆さんご存じの通り、冬の空気は通常とても乾燥していますよね。
でも乾燥した状態っていちごにとってはあまりよくないんです..
植物は光合成で養分を蓄えて、実や根っこや葉っぱに供給してますが、
光合成をするには気孔を開いて二酸化炭素を取り込む必要があります。
もしこのとき空気が乾燥していると、気孔から水分がたくさん蒸散してしまうのでもったいないんです。
イチゴのハウスは大きい換気扇で温度管理をしていて、設定した温度になると自動で回り、外の冷たい空気を取り込みます。
でもさっきも話したとおり、この時期空気は乾燥しているので、換気扇が回るとハウスの中は取り込んだ空気により乾燥気味になってしまいます。
そこでハウスの乾燥防止のために当園がやっている対策はこれ!
通路のマルチの裾をめくって土をみせておくこと!<
11月頃にイチゴ苗にマルチをかけますが、その時に裾をめくって土が見えるようにしておきます。
こうすると、土から適度に水分が蒸発し、乾燥を防げるんです
これはやよいひめ
寒さに強いので勢いが良いです✨