今期はお米が売れるスピードが遅いです..
こんにちは🌞
先日は週に一度の会議の日でした。
メンバーは園主と、作業を中心になってやっているスタッフ3人、そして経理です。
みんな前向きで、仕事に熱心で、毎週建設的な話し合いができています。
今日は、これから田植えに向けて忙しくなるお米の話とか、いちご苗の管理作業について
みんなで確認しあい、園主にアドバイスをもらいました。
除草剤のことと、ベテランスタッフが独立することで落ち込んでいた私ですが、
この会議に出させてもらうことでやる気が出てくる!気がします
さて、今日の会議でも話題になりましたが、
今シーズンはお米の売れるスピードが遅いです。
例年は今くらいの時期には完売していることが多いのですが、
今期はまだ在庫がかなりあります。
夏場になると冷蔵庫に保管するのですが、
冷蔵庫の容量が限られているので、暑くなる前に売る必要があるのですが、
この販売スピードだと..厳しいです…
でもこれはうちに限ったことではないようで、
今年はコロナの影響で業務用米がかなり余っており、
一方家庭用の米の消費は増えていないので、全国的にお米が余っているとのこと。
日本農業新聞 – 米在庫 余剰感強まる 業務需要低迷 21年産契約に影響 (agrinews.co.jp)
この状況は米農家にはかなりつらいです‥。
いつもお世話になっているお米の卸に引き取ってくれるよう頼んでみましたが、
販売先が見つからないとのこと。
それでも先方の心遣いで、夏場になる前には引き取ってくださるとおっしゃっていただけました。
本当に感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいです…
今お米が余っていることは、今年の新米の売れ行きにも確実に影響してくるので、
今年はある程度の面積を飼料米に切り替えることにしました。
コロナをきっかけに、当園も減反をすすめていくことになりそうです。
育苗中の稲の苗
昨年は、苗が短くて、田植えしたときに水に埋もれてしまいそうになる場所があったので
今年は遮光して、苗にがんばって伸びてもらいます!
(遮光するともやしと同じように長く伸びるらしいです 育苗培土の肥料が切れてしまうともう伸びなくなるそうなので、今のうちに遮光して伸ばします)
あと、今年はいちごのハウスが減ったことで、今の時期にお米に人手を回せることから、早めにお米に取り掛かることができています(いつもはいちごで手一杯なので..)。
結果お米の栽培期間が長くなるので、収量アップが狙えるかともくろんでいます